ミュオン検知による燃料デブリ位置推定結果

1 号機については、透過法のミュオン検知による燃料デブリ分布測定を2015 年2 月から5 月までと5 月から9 月までの2 回実施した。これらの測定結果から、元々の炉心位置には透過法のミュオン検知の識別能力である1 m を超える大きさの燃料も水もないと考えるとの結果が得られている。





また、2 号機については原子核乾板を用いたミュオン・ラジオグラフィも行われ、ミュオン計数の解析値と測定値との比較により、炉心部の残存率は(9~36)±51%との評価結果を得ている。*

*東芝/名古屋大の共同研究によるものである