1号機
進捗状況のポイント

(※5) RPV(Reactor Pressure Vessel):原子炉圧力容器。
(※6) PCV(Primary Containment Vessel):原子炉格納容器。
1号機原子炉建屋TIP室調査
- PCV内部調査のための環境改善その他を目的とし、TIP(※1)室調査を2015/9/24~10/2に実施。(TIP室は部屋の入口周辺が高線量のため、線量の低いタービン建屋通路から壁面を穿孔して線量率・汚染分布等を調査)
- 調査の結果、X-31~33ペネ(※2)(計装ペネ)が高線量、そのほかは低線量であった。
- TIP室内での作業が可能な見込みがあることを確認したことから、今後、TIP室内作業を行うために障害となる干渉物等の洗い出しや線量低減計画の策定を進める。 (※1)TIP(Traversing In-core Probe):移動式炉心内計測装置。
(※2)ペネ:ペネトレーションの略。格納容器等にある貫通部。

原子炉建屋地下階3Dスキャン
- 原子炉建屋の地下階(トーラス室)上部を遠隔操作ロボットを用いて、レーザスキャンで調査し、地下階の3次元データを得た。
- 3次元データは、実測に基づく検討ができるため、より詳細な装置のアクセス性や配置検討に利用できる。
- 原子炉建屋1階の3次元データと組み合せて、1階と地下階の干渉物を一度に確認することで原子炉格納容器/真空破壊ライン補修装置の設置位置等の検討を効率的に実施可能。

圧力抑制室(S/C(※3))上部調査による漏えい箇所確認
(※3)S/C(Suppression Chamber):圧力抑制プール。非常用炉心冷却系の水源等として使用。- 1号機S/C上部の漏えい箇所を2014/5/27より調査し、上部にある配管の内1本の伸縮継手カバーより漏えいを確認。他の箇所からの漏えいは確認されず。今後、格納容器の止水・補修に向けて、具体的な方法を検討していく。

格納容器内部調査の状況
燃料デブリ取り出しに先立ち、燃料デブリの位置等格納容器内の状況把握のため、内部調査を実施。
【調査概要】
- 2015年4月に、狭隘なアクセス口(内径φ100mm)から格納容器内に進入し、格納容器1階内部の映像、空間線量等の情報を取得。
- 2015年4月に実施した調査で得られた知見を踏まえ、自走式調査装置に吊り降ろし可能な線量計及びカメラを搭載し、1階グレーチングから線量計及びカメラを吊り降ろし、ペデスタル外地下階と作業員アクセス口近傍の状況を確認する調査を2017年3月に実施予定。

