取り出しまでの間燃料デブリの安定状態を維持・管理に関する検討

現在のプラントの状況は、事故以降、 継続して取得されている温度、水素濃度、圧力等のPCV内部のプラントデータ から1 号機~3 号機は安定した冷温停止状態を維持していることが推定できる。

燃料デブリ取り出し工法を実現するために必要な遠隔での除染・調査・作業用機器・設備の開発等の技術開発は鋭意進められているが、燃料デブリ取り出しが開始されるまでに一定の期間が必要になると見込まれる。このため、燃料デブリ取り出しが開始されるまでの間、プラント・燃料デブリ・Cs 等のFP の状態を安定的に維持し、管理・監視していくことは、安全性を確保する上で重要である。

現在、高放射線量であることから、燃料デブリの状態を直接的に観測することは困難であるが、 安全状態の維持・管理の点から把握し続ける必要のある情報のこれまでの状況を以下に示す。

①臨界管理

燃料デブリは、現在のところ安定状態にあると想定されるが、何等かの原因によって臨界状態 になることも否定できない。このため、臨界管理をすることが求められる。

②冷却

燃料デブリは、崩壊熱があり、高温になると内包する放射性物質を放出する可能性があること から、水等によって冷却することが求められる。

③閉じ込め

燃料デブリやCs 等のFP が、外部に放出されると作業員及び一般公衆に放射線影響を与える ため、PCV 等によって外部に放出しないよう管理することが求められる。

④安全設備の維持・信頼性向上

安全状態を維持するためには、燃料デブリの現在の安定状態を維持するために必要な設備を維 持し、信頼性を確保することが求められる。

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